2016年2月29日月曜日

絵画の話・2

こんばんは。卒研は波瀾万丈でしたがなんとか終わりました。
その節は叱咤激励のお言葉を皆様ありがとうございました。

私の研究ですが、芸術絵画に関連するものなので実に多種多様な絵画をリストアップしました。そのまとめ作業は未だ続いているのですが、研究が終わって一つ一つの絵画を眺めると、チョイスしたときとはまた違う感想がこみ上げてきて面白いものです。

というわけで、今回のブログネタは研究に用いた絵画について一つご紹介します。
著作権は切れているので画像掲載しておきます。

___

  題名:Courtesan
 作者: 歌川豊国(2代目)
(参照 wikiart:http://www.wikiart.org/en/utagawa-toyokuni-ii/courtesan#close)

Courtesanとは「高級娼婦」という意味です。
画像参照したwikiartでこの単語をサーチすると他にもなかなか凄まじい絵が……発禁かけてほしい……。

絵画を観ていきますが、ここで注目してほしいのが絵画に書かれている言葉です。
「大黒屋内 蔦之助」とあります。歌舞伎には詳しくありませんが、"だいこくやのつたのすけ"という名跡(みょうせき)があったのだと思われます。
描かれている人物もおそらく歌舞伎役者当人であろうに、題名が「高級娼婦」、

…………どういうこっちゃ。

色々調べてみましたが、この作品が描かれている1820年には既に、幕府は歌舞伎役者における売春行為は禁じているようです。
公には、ですが。

ここで大活躍wiki先生の出番です。
(wikipedia:陰間の項目)

■役者の兼業陰間
歌舞伎は当初は女性が舞台に立つ「女歌舞伎」として発達した。しかしそうした女役者たちは売春を兼ねていたため、江戸町奉行所はこれを風紀を乱すものとして寛永6年(1629年)にいっさいの女性が舞台に立つことを禁止した。するとこんどは女歌舞伎と並行して人気を博していた、元服前の少年による「若衆歌舞伎」が盛んになった。しかし彼らもまた売色を兼ねており、しかも男客を中心に、女客の相手もした。そこで町奉行所は慶安5年(1652年)に若衆歌舞伎も禁止した。

(ね。 禁止されているんですよ。)

ところがこれで江戸の芝居街は火が消えたように閑散としたものになったため、江戸っ子は繰り返し町奉行所に若衆歌舞伎の再開を嘆願した。

(おっ…?)

そこで奉行所は、役者は前髪を落として月代を剃った「野郎頭」にすること、演目は世相を題材とした演劇を中心として音楽や踊りを控える「物真似狂言尽」とすることの2点を条件として、若衆が舞台に立つことを改めて許可した。以後の歌舞伎を「野郎歌舞伎」と呼ぶ。
しかしその後も役者による売色業は廃れることがなく、女性役をつとめる役者・女形はかえってより実際の女性に近い存在になっていった。そして女形にとって、男性に抱かれることは必須の役者修行のひとつと考えられるようになっていった。こうして修行中の女形は結局陰間を兼ねることになり、陰子(かげご)・色子(いろご)などと呼ばれた。舞台に立つようになっても舞台子(ぶたいご)と呼ばれ、芝居の幕が引かれた後の贔屓客の酒の席に招かれて、その色香が衰えるまで盛んに色を売った。

(マジカヨ)

うーん。やはりこの役者もそういうことをしていたのかもしれませんね。
さらに興味深いのが、右上に描かれたおじさんとその脇にある歌です。

「奥山に もみぢ踏みわけ なく鹿の声きく時ぞ 秋は悲しき」 

有名な小倉百人一首ですね。
旺文社刊の古語辞典では「奥深い山の中で、散り敷いた紅葉を踏みわけて鳴いている鹿の声を聞くときが、秋はとりわけ悲しく感じられる」と現代訳されています。
しかし、ここで解釈が終わってはもったいないですね。
秋に雄鹿は鳴いて雌鹿を求めて鳴くことから、この歌は遠く離れた恋人や妻に対して想いを寄せる歌としても有名です。(なんで辞書にはここまで載っていないんだろう。この歌でggるとだいたいこの解釈を載せているものですが。)

で、絵画に戻ると「歌舞伎役者の描かれている空間とは違うところにいるおじさんが、恋人である(男性の)歌舞伎役者に想いを寄せる歌を詠んでいる」という、わりと凄まじいモチーフだったことに気づきます。
歌舞伎役者の表情が心無しか硬いのも、気になるところですね。


更に作者である歌川豊国(2代目)も調べてみました。
大活躍wiki先生。(wikipedia:歌川豊国(2代目)参照)

■来歴
初代歌川豊国の門人。名は源蔵、一陽斎、一暎斎、後素亭、満穂庵と号す。文政の初め頃、初代豊国に入門し当初国重(くにしげ)と称したが、のちに豊重(とよしげ)と改めた。

豊国の門人のなかでは若輩で技量も今ひとつであったが、文政7年(1824年)初代豊国の養子となり、初代の没後、翌文政8年(1825年)に二代目歌川豊国を襲名した。実力派の歌川国貞を差し措いてのこの処遇は、歌川派内において何らかの蟠りが生じていた可能性も考慮される。
しかし二代目豊国は忠実に師の画風を受け継いで、堅実な作風の美人画や役者絵、芝居絵を描いた。文政11年(1828年)頃には本郷春木町に住んでおり、後年になって二代目歌川豊国を称した国貞と区別するため「本郷豊国」と呼ばれた。
 
二代目豊国は初代の域を超えず、三代目豊国(国貞)に圧されて不遇な存在であった。二代目豊国の作品のうち、半身像の美人画「風流東姿十二支」は特に優れており、「美人合江戸十景」、「今様姿見」、「吉原八景」、「全盛百人首」などの美人画のシリーズも知られている。晩年の天保4年(1833年)から天保5年(1834年)の頃に、相模国と駿河国の景勝地を描いた風景画「名勝八景」8枚揃も良く知られている。なかでも「大山夜雨」は、丹沢山塊の大山にある大山不動尊を描いた佳作である。しかし天保5年(1834年)頃を境に作品は無くなっている。天保6年(1835年)死去、享年59(34とも)。
弘化元年(1844年)、兄弟子の国貞が豊国の名跡を継いでいるが、なぜか本来は三代目にあたるにもかかわらず、二代目豊国の存在を無視して自らを二代豊国と称し、豊重こと二代目豊国の存在を抹殺したのであった。

要するに、2代目豊国はそこまでの実力派ではなかったものの、初代の流れを堅実に汲んだほどの人ではあると。
しかし、 3代目豊国にあたる国貞なる人物に2代目豊国を名乗られたために存在を抹消されるという、描いているときも死後も不遇な扱いを受けたわけですね。


そんな不遇の人が道ならぬ恋(しかも一方通行かもしれない)の様子を描くあたり、なんともいえない気持ちを味わったこのごろです。

特にオチもなく終わり。


 

2016年1月30日土曜日

ご近所さんのベビーカーがなくなった

こんばんは。最近は卒研ばかりで寝ても覚めても卒研です。
あと先に書くと、今回はタイトル詐欺です。

今日も土曜ながら大学に行くとき、ご近所さんのところの貼り紙が目に入りました。


『ベビーカーを返してください。困っています。返してくれれば大事にはしません。人から盗んだ物にお子さんを乗せて良心が痛みませんか?』


びっくりです。
ここで私の住んでいるところについて簡単に説明します。
よくある団地(集合住宅)ですが、1つの階段入り口(というのかな)ごとに、1~5階それぞれ2部屋ずつ設計されている仕様です。
エレベーターはないので、4階にある我が家は必ず1~3階の人の家の前を通る形で階段を昇降することになります。
ですから、そのご近所さん(2階)の貼り紙もすぐに目に入るんですね。

確かに、いつも定位置にあったベビーカーがないなあとは思っていましたが、そのベビーカーはおとといから2階から3階の階段途中にずっと置いてありました。
おとといに大型家具を搬入する途中のトラックを見たので、たぶんその中途半端な場所に移動させられたのだろうなあとは思っていたのですが、どうやら肝心のご家庭に連絡がいっていなかった様子……。
(まあ2階にお住まいだと滅多な用では上の階にわざわざ昇ることもないため、気づかなかったんでしょう。)

ここですぐさま2階の人宅にピンポンして『あのー……おたくのベビーカーは階段途中にあります……』と伝えようと思ったのですが、私も口が下手なのと、昨今は親切も疑われる世の中なので、『あんたがそこに移動させたんじゃないの!?』などと言われて大学に遅刻するのも鬱ですし、今後の我が家におけるご近所付き合いも面倒なことになりそうだと考えたのです。

しかしながら、ずっとベビーカーがないと誤解させるのもいたたまれない話なので、とりあえず一時帰宅して母に伝えることにしました。


私「あのー 、なんか2階の人がベビーカーないって張り紙してるんですが。」
母「ああ、階段途中にあるよね。返しておけば?」
私「それが、 『盗んだものにこどもを乗せないでください』といった誤解が含まれている書き方になっているので、そっと戻すわけにもいかなさそうなのです。」
母「あらら、そうなの。おとといからずっと置いてあったけど、逆に盗難防止に上に置いていたのかと思ってたよ。」
私「うーん、おとといに家具を運ぶトラックが家の前に停まっていたので、たぶん一時移動させたんでしょうかね。」
母「あのとき、階段全体もびしょびしょに濡れていたから、濡れないように移動させたのかもねえ。なるほどねえ。」


そう言うやいなや、母は部屋着のままで出て行ったので、私もとりあえず追いかけることに。
ためらわず2階の人宅をピンポンする母。どうするのと焦る私。


母「こんにちはー!ベビーカーだけど、ずっと上の階段に置いてあるわよ!w」
2階の人「えっ……えっ、えっ!?(一緒に上がる)あっ…!!」
母「たぶんねー、うちの娘が言うに家具を入れていた家があったみたいでwww だから一時のけちゃったんだと思うのwww ね?」
私「(とりあえずうなずく)」
母「私も『どうしてここにあるのかなー。盗難防止で上に置いているのかなー』と思っててすぐに言えなくって、ごめんねーwww」
2階「そうだったんですかー…よかったー……。」


そんな感じの会話だったんですが、母のサバサバした物言いのおかげで2階の人に誤解や不安を与えることなく事実を伝えられ、あーよかったよかったと私も一安心しました。

まあ結局のところベビーカーはなくなっていなかったという話なんですが、、、ちょっと個人的に書き留めておきたいことがその後に起きたのです。


和やかに2階の人と会話が弾む母を見て、「(しかし子の私が口ベタで行動力も弱いのに、どうして母はこんなにうまく安心感に持っていける行動と話し方ができるんだろうなあ)」と思っていたところに、2階さんのお嬢さんたちが玄関まで飛び出てきました。我々の声を聞いて気になったのでしょう。


お嬢さん1(たしか5歳)「ママーっ、ママーっ!!!」
2階さん「あっ、いま大掃除してて笑」
母「あらあら、はいこんにちは笑」
お嬢さん2(たしか1歳)「ママーママーママーママー!!!!」
2階さん「あはは…」
母「はいはいはいはい、見ないうちにたくさん喋れるようになったのねえ笑」
お嬢さん1「こんにちはっ!」
お嬢さん2「ママーっ!!!!」


そのときお嬢さんたちに向ける母の表情が、それはそれは母性愛に満ちたといいますか、まさしく「母の表情」で、実子の私としては何やらこみ上げるものがきました。


それだけなんですがね。
ただベビーカーについて誤解を解くため、颯爽と母がためらいもなく伝えに行ったのも、そういうことなのかなあとぼんやり思いました。
普段はアグレッシブな母で、正直私も話すのに未だにビクビクするところがあるんですが、「この人は、兄と私を育てたおかあさんなんだ」と改めて実感しました。

母の偉大さと慈愛の底なしぶりを見て、感激を伝える代わりに帰りにシュークリーム買っておいたので、明日あたりに食べてくれるはずかなあと。


そんなこんなで親自慢を締めて、卒研作業に戻ります。

2016年1月3日日曜日

正月も終わり

明日から大学です。
特に講義が始まるわけではありませんが、明日から進捗との激しい闘いがまた始まります。

エンディングまで泣かないぞ。


ここでさらっと一週間を振り返ります。なにぶん手帳をまだ買ってないのが辛い。

12月27日(日)進捗を出した。WEOの定期演奏会に行った。
12月28日(月)進捗を出した。とある予定に遅刻した。申し訳ない。
12月29日(火)渋谷に行った。おいしいお寿司とお酒をいただいた。
12月30日(水)中学時代の友人と遊んだ。おいしいごはんを食べた。
12月31日(木)部屋の掃除をした。結構綺麗になった。紅白とのだめを観た。
1月1日(金)研究室に行くついでに初詣しようとしたら混んでて断念した。
       守衛さんとたくさん話した。「明日もまた来てね」と期待された。
       帰りに手芸屋でボタンを買ったがサイズを間違えた。
1月2日(土)進捗を出した。ようやく初詣ができた。おみくじを引いたら大吉だった。
       手芸屋でようやく欲しいサイズのボタンを購入した。
1月3日(日)吉祥寺に行った。
       親から頼まれた調理器具を買ったつもりだったが、間違えた。

こうして書くとドラマ性も何もない一週間ですね。これがいいんでしょう。

2016年1月2日土曜日

絵画の話・1

こんばんは。
年始からいいペースでブログが更新できているので、このペースを崩さないように何か書こうと思い至り、絵画の話でもしようと思います。
絵画の話と言っても描く方ではなく、絵画紹介とその周辺の話をシンプルにわかりやすく書けたらなあと思います。

 ___

 私は美術展に行くと、気に入った絵画のポストカードを1〜4枚は購入する習慣があります。だいたい一枚150円ほどから販売されており、眺めて良し、送っても良しなので気楽な思い出の一つとして重宝しております。

 夏休みには国立新美術館にマグリット展に行った際、そのとき同建物内でルーヴル展も開催されていました。展示自体は長蛇の列だったので諦めましたが、お土産コーナーだけ覗いた際に購入したポストカードとミニポスターを、年末大掃除のときに発見しました。

こちらです。↓(ポストカード)
 
  表情はあどけない少女のそれなのに、乳房が出ていてなんかエロス!
    顔つきは未成熟の少女の顔立ちですが、身体の部分は少女から大人の女性へと変貌していく様を、非常に滑らかなラインで描いており、彼女が纏う衣服の皺もより一層柔らかい印象を与えています。また少女は全体的に淡い色で描かれているのに対して、背景は非常にどんよりした暗い色を用いることで、少女の身体における幼さと成熟した部分が同時に存在する矛盾と、暗い世界にこのような光り輝く少女が存在する世界という2つの矛盾を巧みに描き出していて非常に素晴らしい作品だと思います!

  お土産コーナーにて単純な一目惚れで購入した(※1)ために、あまりこの作者については意識していないことに今更気づいたので、調べたことをまとめます。

   作者:ジャン=バティスト・グルーズ
   タイトル:割れた水瓶
   1771年 油彩/カンヴァス,ルーヴル美術館所蔵

 ポストカードの裏にはこのようにありましたが、wikiで調べるとちょっとタイトルが違う(※2)んですね。wikiでは『こわれた瓶』となっています。

 ジャン=バティスト・グルーズはロココから新古典主義駆け出しの時代に分類されるフランスの画家ということで良さそうです。(※3)
 当時は本人が望まない方向の風俗画で人気だったようですが、晩年以降は新古典主義の流れに乗れなかったため、埋没していった画家だったんですね。
 美について哲学をしたフランスの哲学者・ディドロは『感傷的ではあるものの、道徳的な教訓が強い』グルーズの作品に対して、好意的な批評を残しているそうです。(※4)
 ジャン=バティスト・グルーズの代表作は『村の花嫁』だそうですが、なるほど、ストーリー性が高くて一つのドラマを感じさせられます。画面右側にいる、花嫁の姉の嫉妬心丸出し表情なんて見事に花嫁を的確に睨んでいていい感じです。

 ちなみにロココとか新古典主義とは、簡単に言うと絵画の時代またはスタイルを指す名前です。(このへんは正直語弊がありそうなんですが、海外絵画サイトを見るとstyleになっていて、日本語版wikiを眺めると時代区分での名前になっているんですよね……。現代でも19世紀後半に区分される"印象派"を名乗る画家はいるので、styleの方が正解のような気がしますが、ちょっとお茶を濁しておきます。)
 もう一つ解説しますと、ロココ芸術とは17世紀のバロック芸術に次ぐ新たな時代区分のスタイルです。バロック芸術が豪壮・華麗なものに対して、ロココ芸術は優美・繊細なものが多いというざっくりした境界があるそうですね。(※4)

  機会があればぜひご覧ください。といったところで今日の日記を締めます。


※1: どこに惚れたんでしょう。
※2:wikipedia, ジャン=バティスト・グルーズの欄参照
※3:salvastyle, ジャン=バティスト・グルーズの欄参照
※4:wikipedia, ロココの欄参照

2016年1月1日金曜日

2015年をサラッと振り返る

もう2015年も終わりますね。(※1)
備忘録程度にサラッとひと月ごとに振り返りたいと思います。

___

1月.
  お正月からCCさくら原画展にソラマチまで行ったのが印象深いです。美しかった。
  勉強面は最後の専門実験・メディア分析実験が大変でした。
  ペア実験だったものの、ペアが音信不通になり一人でやることになったのですが、そのぶん自分でたくさん勉強したことが結果として自分の中で深い知識となり、今の研究にも活かせていると思います。ペアにはある意味感謝しています。
  あとこの頃から色々な人との出会いの広がりに恵まれたかなと思います。

2月.
   テストが大変だった記憶しかない……。
   あと高校時代の恩師の授業を観るために都心の高校まで行ってきたのですが、いい意味でも(私にとっては)悪い意味でも変わらない恩師の姿を観て、このときから「自分は同じことを10年,20年と続けられるだろうか」と自問するようになったと思います。  

3月.
   のんびりできるかなあと思いきや、研究室顔合わせやら学食テレビを始めるための打ち合わせやらなんやらで、結局月の半分以上は学校に行っていました。今までになくプライベートが削れたなあと思いましたが、今思えばむしろ序の口でしたね……。
   そんな忙しい合間に高校時代の友人たちとディズニーランドに行けたことは最高に嬉しかったです。初めてOnce upon a timeも観られ、その美しさに非常に感激したことをよく覚えています。

4月.
  大変でした。しゅーかつやら学食テレビやら最後の必修授業やら研究室ゼミやらが始まりまして、一気に様々なことをやりました。しかしながらどれもバランスよくやれていた時期だと思います。
  
5月.
   教育実習が始まったことが一番大きかったですね。そのための準備も結構苦労したので……。
  私は母校の高校に行ったのですが、自分の通っていた高校はもうないのだなあーと改めて卒業以降の年月の流れを思いました。自分を教えていた先生はほとんどいなかったですし。
  そんな中で念願の鳥獣戯画を観に上野に行けたのは精神的によかったです。結局前期後期どちらも行けたのはスケジュール的によくやりくりできたと思います。

6月.
   教育実習は他の実習生の人たちと、お互いに支え合いながら非常に充実した気持ちと態度で無事に終わりました。研究授業では、自分が在籍していた頃の元校長先生にもお越しいただけ、最終日には担当クラスの子たちから可愛らしい色紙もいただき、よくやりきったと思います。もちろん自分一人の力ではなく、指導教諭を始めとしたいろいろな人に支えられた結果に得た充実感だと思います。
  しかし余韻に浸る間もなく、ゼミの輪講当番と中間テスト期間が始まり、院進学を反対されて相当にキツかったのもこの頃です。

7月.
   ゼミが相当にキツくて……日記もこの頃真っ白なんですよね。
  あとぼかしますが6Dでは先輩たちから話を聞かなかった方がよかった気もしています。あれからTL荒らしと学食テレビへのモチベダウンに更に輪にかけた気もします。その節は関係ない人たちには申し訳ありませんでした。

8月.
  6Dの話以降で色々キツかった気がします。
   サラっと流しますが、技術と人間性を両立できる人はいないんだな〜といったことについて考え込んでしまった時期でした。あとハムフェアで来場者名簿を観た瞬間に何かが私の中でキレたなと。ありゃないよなと後輩にめちゃくちゃ愚痴りました、すみません。
   でも4D2Uに行ったり友人たちと食事をする機会がこのあたりから増えまして、(嫌なこともありましたが)すごく楽しかったです。

9月.
  ゼミがキツくて……(n回目) 他にも色々ありましたからねえ……。
  中間発表前は2kg増えました。
  あと182chの取材のときは友人樣方、本当にありがとうございましたm(__)m

10月.
  中間発表のおかげで研究到達までの道筋が見えたこと、後期から授業がなくなったことはよかったのですが、6Dで聞いた話がずっと引っかかり、それを背景に学食テレビへのモチベが完全に消えかけたのが大変申し訳なかったなと思います。
  趣味としてはモネ展に行くか行くまいか悩んだんですが、やはり行けてよかったなと。美しいものを眺めて精神的に(ある意味無理やりでも)余裕を持って振る舞うというのも大事だなと思いました。
  そして友人と後輩たちとで開いたドイツモンエナ会が楽しかったです、またやってください。

11月.
  一番の思い出はKHプレミアムシアターに行けたことですね!!!!!超最高でした!!!!
  新作映像やKHの音楽の世界に浸れたことももちろんですが、新たにKHの友達ができてKHという世界を一緒に楽しみに待つことができる人と知り合えたのは、本当に素晴らしい経験でした。本当にありがとうございました。
  調布祭も非常に楽しんで過ごせました。皆さん本当にお疲れさまでした。
  あとスケジュールギリギリの中、六本木にMMAの人たちとイルミネーションに、友人とTDLに行けたのがすごく楽しかったです。また年度切り替え前に何かできたらいいな。

12月.
  卒研が結構キツいスケジュールになっていて、年末ギリギリまでしっちゃかめっちゃかでした、というかこんなブログを打っている暇もない気がします。はは。

___

本当はもっと色々あり、それぞれに思うことも当然ありますし、他にもっと発信した方がよさそうなことがあるとは思いつつも、サラッといくという趣旨でこうなりました。(それらについては別の機会に必要に応じて発信できたらいいと思います。)

しかしこうして振り返ると、たくさんの人の縁に恵まれた年であったと思います。
その分、非常に迷惑をかけたことも(私が自覚している以上に)多々あり、それでもよく付き合ってもらえていると思うと低頭と感謝しかないです、はい。

そういった反省も踏まえた2016年の目標諸々はまた別日記に書くとしますが、2015年も本当に皆さんにはお世話になりました。
皆さんの新年がよいものになるよう、僭越ながらお祈り申し上げます。というところで今回の日記も締めたいと思います。


※1:書いているうちにあけました。おめでとうございます。新年も宜しくお願いします。


2015年12月6日日曜日

Google groupsに登録したメールアドレスの話

私は学校で『学食テレビ』という未知の企画に参加しています。
それがどういった組織なのかは話せば長くなるので今回は割愛しますが、その『学食テレビ』の直近における定例ミーティングで『メーリスを外部サービスでよいので作りましょう』と言われたので、使い勝手がよさそうなGoogle groupsを利用することにしました。

やり方はGoogle公式サイトにも書いてありそうなので、雑に書くと以下のような手順を踏みました。

・Google groupsサイトにアクセスして、グループを作成する。
・グループ名,グループのためのメールアドレスを作成する。
・各種設定を終えた後にメンバーのメールアドレス宛にグループへの招待状を送信することにより、メーリングリスト機能が全員使える。

しかしここで一つの問題に気づきました。
私はあと数ヶ月で学校を卒業するので、すぐにオーナー権限を譲渡できる状態にしなければなりません。
それにはGoogleのアドレス、すなわちドメインが@gmail.comのものを登録しているメンバーでないと譲渡できないよと言われたのです。

そうなんですかー仕方ないなーとボヤきつつ、学食テレビのメンバーに『@gmail.comのドメインで誰か登録しておいてください』と告知しておいたところ、メンバーの一人から『Googleアカウントに他のメールアドレスを紐づけすることで、gmailでなくてもよさそうです』という報告が寄せられました。

そうなのか。
それまで私はその学食テレビグループでgmailのアドレスと、学内アドレスの二つを登録するという、いわば二重登録状態だったのですが、さっそくGoogleアカウントにアドレスを追加してみることにした。

やり方は非常に簡易。

・Googleの個人アカウント情報ページに飛ぶ。
・個人情報とプライバシー設定>個人情報>メール で追加する。
その際に確認メールが届くので,URLを踏むと設定完了。

いそいそとGoogle groupsページに飛ぶと、二重に登録されていた私が一つのアドレスに統合されている。おお。
しかし優先されたのはあとから登録した学内メールではなく、@gmail.comだったので、やはりオーナーだとそちらが優先される仕様なのかもしれません。

Googleのこの統合制度が早くて感動したので、以上Googleさまを讃えるメモでした。

自然言語処理の話・0

この前、この本を買いました。

入門 自然言語処理
Steven Bird
固定リンク: http://www.amazon.co.jp/dp/4873114705 

自然言語処理(NLP:National Language processing)とはなんじゃらほい、と人のために簡単に解説します。
自然言語とは日本語や英語のように我々が日常で使うような、文脈や状況によって使われる単語の意味が変わるような言語です。(対義語に機械言語(マシン語)というものがあります。)
この自然言語をコンピューターに使わせようとするとき、人間からの命令や指示、意見、質問などに対する応答をうまくしていこうという分野が自然言語処理です。

雑な紹介もあとにして、買ったからには色々やりましょう。
この本は入門書としてはとても有名なので、研究室配属をされて与えられた課題の知識が現状で散見している自分にも適していそうです。

ではまず本に書かれていることを実践していくために、環境を構築しなければなりません。
この本ではPythonプログラミング言語とNLTK(自然言語ツールキット) を使うそうです。
Pythonはインストール済みですので、NLTKをインストールします。

手順はhttp://www.nltk.org/にも記載されているので、その通りに行う。

sudo pip install -U nltk
sudo: pip: command not found

えー(´□`)

調べたところ、pipコマンドをインストールする必要があるらしい。

sudo easy_install pip
Searching for pip
Reading http://pypi.python.org/simple/pip/
Best match: pip 7.1.2
Downloading https://pypi.python.org/packages/source/p/pip/pip-7.1.2.tar.gz#md5=3823d2343d9f3aaab21cf9c917710196
Processing pip-7.1.2.tar.gz
Running pip-7.1.2/setup.py -q bdist_egg --dist-dir /tmp/easy_install-Q_Y0GH/pip-7.1.2/egg-dist-tmp-LuOZFo
warning: no previously-included files found matching '.coveragerc'
warning: no previously-included files found matching '.mailmap'
warning: no previously-included files found matching '.travis.yml'
warning: no previously-included files found matching 'pip/_vendor/Makefile'
warning: no previously-included files found matching 'tox.ini'
warning: no previously-included files found matching 'dev-requirements.txt'
no previously-included directories found matching '.travis'
no previously-included directories found matching 'docs/_build'
no previously-included directories found matching 'contrib'
no previously-included directories found matching 'tasks'
no previously-included directories found matching 'tests'
Adding pip 7.1.2 to easy-install.pth file
Installing pip script to /usr/local/bin
Installing pip2.6 script to /usr/local/bin
Installing pip2 script to /usr/local/bin

Installed /Library/Python/2.6/site-packages/pip-7.1.2-py2.6.egg
Processing dependencies for pip
Finished processing dependencies for pip
 

いくつかファイルが見つからないぞとお怒りですが、pipコマンド自体はインストールできているっぽい。
ではもう一度NLTKをインストールしましょう。

Installing collected packages: nltk
Running setup.py install for nltk
Successfully installed nltk-3.1


はいお疲れさまでした。

ではPythonを起動してさっそくNLTKをインポートさせます。
bookモジュールから全ての項目をロードさせます。数秒ほどかかりました。

python
>>> from nltk.book import *
*** Introductory Examples for the NLTK Book ***
Loading text1, ..., text9 and sent1, ..., sent9
Type the name of the text or sentence to view it.
Type: 'texts()' or 'sents()' to list the materials.
text1: Moby Dick by Herman Melville 1851
text2: Sense and Sensibility by Jane Austen 1811
text3: The Book of Genesis
text4: Inaugural Address Corpus
text5: Chat Corpus
text6: Monty Python and the Holy Grail
text7: Wall Street Journal
text8: Personals Corpus
text9: The Man Who Was Thursday by G . K . Chesterton 1908



うーん気持ちがいい。
ではテキスト検索をやってみる。

>>>textn.concordance("word")

で、テキストnからwordがある周辺文章を表示してくれるそうです。
text7はタイトルから明らかに経済の話みたいなので、n=7, wordにeconomyを入れてみたいと思います。

>>> text7.concordance("economy")
Displaying 25 of 27 matches:
d on South Korea 's export-oriented economy . Exports in October stood at $ 5.2
veloping world . The declaration by Economy Minister Nestor Rapanelli is believ
r reflection that the growth of the economy is leveling off , the government sa
ey indicated that the manufacturing economy contracted in October for the sixth
nomists are n't predicting that the economy is about *-1 to slip into recession
continues *-1 to indicate a slowing economy , it is n't signaling an imminent r
itters about the course of the U.S. economy . INGERSOLL-RAND Co . -LRB- Woodcli
 further evidence of a slowing U.S. economy , and traders note that the market
ndicates an expanding manufacturing economy . But most said 0 the index had no
er in New York . Signs of a slowing economy are increasing pressure *ICH*-2 on
s on prices have moderated . `` The economy is clearly slowing , '' says *T*-1
e stated objective of * slowing the economy to a point where hopefully some dow
said 0 he is `` pleased '' with the economy 's recent performance , and does n'
ountry , indicated that the overall economy remains in a pattern of sluggish gr
 the need for a change in their own economy , '' says 0 *T*-1 Charles Dallara ,
ayouts most robustly only after the economy and corporate profits have been gro
iably , those strong periods in the economy give way to recessionary environmen
wth , reflecting a weakening in the economy and corporate profits . PaineWebber
utions of *-1 jeopardizing Japan 's economy by *-2 raising the salary stakes fo
s have fallen through cracks in the economy into the grim , brutal world of our
t part provided a mixed view of the economy . `` Whether you thought 0 the econ
nomy . `` Whether you thought 0 the economy was growing weak or holding * stead
agement blurred that picture of the economy . In a monthly report prepared * fo
ntry 's recession had ended and the economy was growing again . In his first st
 due to the apparent slowing of the economy . But it *EXP*-1 is n't clear yet w


なるほどね!
テキスト検索に成功したところで短いながら今日は終わります。