2015年8月15日土曜日

4D2Uドームシアターに行ってきたよ

某初夏。
輪講の資料作りに心が折れかけて「プラネタリウム行きたい…」とブツブツ言っていました。

そうした念願(?)が叶い、先日8月7日(金)に国立天文台の4D2Uのドームシアター公開に行ってきました!

どうでもいいんですけど、行きたい・観たいものが水族館<星空<花畑で、精神疲労度が高くなっていくそうですね。「花畑が見たい」とか言い出したら眠らせてあげる方がよほどいいのかもしれません。



・事前予約
4D2Uを見るためには、公開二週間前に公式サイトから抽選予約をしなければなりません。
(入場無料ですし、当日受付OKだときっと人がたくさん来てしまうんでしょうね。)
お昼12時ぴったりに予約フォームにアクセスできるのですが、前回は12:06に締め切られるという人気ぶりだったので、今回一緒に行った一人:ひろすさん(O型)と共にそれぞれで予約を入れることにしました。
しかし今回は12:30ぐらいまで抽選予約フォームにアクセスできたような……日にちによって人気の落差が結構違うんでしょうか?
ここでは人数と名前と年代を入力することになります。そして折り返し事務局から要項メールが届いたら予約完了です。


・当日
武蔵境通りに天文台行きのバス停があると思いきや、昼間は運行していないことに大学を出てから気づきました。
駅まで引き下がるのも面倒な暑さだったので、徒歩で向かうことに。
 
頑張って歩きました。
女性の足で30分程度ですので、早い人はもっと早く着くかもしれません。
(ちなみに門の写真は帰り際に撮ったものです)

当日は会場集合が13:15でしたが、門から4D2Uドームシアターまでにそこそこに距離があり列に並んだのがおよそ13:20ごろになってしまいました。ぴったりに到着した自分(A型)のせいで申し訳ない限りです(´・ω・`)

そしてそのせいでギリギリのところで初回公開定員枠に入れなかったため、次枠(14:30)に回されることに。
そのときに番号の印刷された用紙、パンフレット、見学者用布シール、缶バッジをもらいました。

そして次枠まで時間が空いたため、その間色々と他の建物を見学してきました。


・天文台歴史館(写真撮り忘れ)
みたぬ(A型)「(建物の外観が)スターウォーズのC3POに似てますね!」
zicoさん(B型)「……ああ、R2D2でしょ?( ´_ゝ`)
みたぬ(A型)「(´・ω・`)」

似ているので気になったらぜひ公式サイトでご覧ください。
といっても、屋上を開閉する都合上、大型望遠鏡のある施設はたいがいR2D2のような外観をしている気がします。
中には日本最大口径を誇る屈折望遠鏡や、観測の様子の写真パネル、古い関数電卓等の展示がありました。



・第一赤道儀室
ここでは太陽の観測の様子を見せてもらいました。

係員のお兄さん
「ここでこのように太陽の動く様子と、黒点の様子が観測できるわけです。
 さて、この黒点の大きさは、実際だとどれぐらいの大きさかわかりますか?」
みたぬ(A型)「10kmとか?」
みーたんさん(AB型)・zicoさん(B型)・ひろすさん(O型)「「「 それはない 」」」
みたぬ「(´・ω・`)」

黒点は地球ほどの大きさだそうですね……。
近年ですと木星クラスの黒点も観測されたそうです。


・太陽系ウォーキング




















ドームシアターに行く道中にはこのような展示?モニュメント?がありました。
太陽から始まり土星までの距離を140億分の1、天体サイズを14億分の1に縮めて飾っているそうです。こういうのけっこう好きです。



・4D2Uドームシアター
あっという間に時間が来たので戻りました。

この日の4D2Uドームシアターは「KAGUYA's MOON」という企画でした。

サイト引用:
月周回衛星「かぐや」に搭載されていたレーザ高度計(LALT)と地形カメラ(TC)による観測データをもとに、詳細に再現された月面を探検しましょう。地球から見ることができない、月の裏側まで行ってみます。


公開月ごとに特集企画が違うんですね。時間があれば他のも見たいところです。

会場内は思ったより狭いドーム型でした。3D眼鏡を着用して観覧することになります。

眼鏡をかけている人はその上からさらに3D眼鏡をかけることに。でも違和感はなさそう?

一公開あたり40分程度ですが、なかなか楽しめました。
個人的には月面を歩いてみましょうといった趣旨の映像が非常に美しく、クレーターに名前がついている等とても楽しんで解説も聞けました。

ただあまりのクオリティに会場から出たところで、全員3D酔いで若干足下がふらつくことに……。

公式サイトでは映像およびプログラムのダウンロードもできるのはおもしろいですね!



・展示室
終わったところで、展示室で色々と見て回ることに。
ここには可動式すばる望遠鏡の模型やその他観測地のスケールモデルが置いてあってすごく楽しめました。

そのうちの一つに不思議な形状の靴が望遠鏡の展示とともに添えられていて、「なんだろうなあ」としみじみ眺めていたところ、みーたん先生(AB型)に「パラボナアンテナを歩く際、凹ませないようにこういう特殊形状の靴を履く必要があるんだよ〜」と教えてもらいました。
さらに調べたら結構色々なところで使われているんですね→http://uc-garden.dyndns.org/profile/2002s/4_.html
勉強になりますね。

月の観測についてのパネル前で。

彼の左胸に貼ってあるのが見学者用の布シールです。(眼鏡には触れない)

展示室の中には映像公開室もあり、冷房が効いている快適空間で鑑賞することに。
映像機器を見たみーたんさん(AB型)いわく「これもしかして3D対応しているんじゃ?眼鏡ないのかな?」とおっしゃっていたのですが、3D眼鏡らしきものは見当たらず(・ω・`)

我々は野辺山の観測施設で働く人々や天の川シミュレーション、銀河系の形成といった映像を観ました。1コンテンツあたり約10分程度でした。


みたぬ(A型)「(星のシミュレーションについて)Processingで書けそうだなあ。大枠は書くからひろすさん細かいところは任せました」
ひろすさん(O型)「えっなんで」
みーたんさん(AB型)「すごい。この映像は科研費から出てるよ」
zicoさん(B型)「ですねえ」

理系と星空デートはやめたほうがよさそうです(ブーメラン)


・アインシュタイン塔(写真撮り忘れ)
これまた趣のある建物でした。ここは外観のみの見学可でした。
ただし向かう途中が緑いっぱいな道だったので、虫がたくさんいるのがどうも…(・ω・`)
日傘+虫除けスプレー+汗拭きシートは必需品ですね。


・子午儀資料館

・ゴーチェ子午環室

このあたりはガラス越しに子午儀の見学が可能でした。
約100年前から存在していた機材・設備ですが、その時間の流れにはただただ深い感慨を覚えます。


・天文機器資料館&子午線標


zicoさん(B型)の足が細い!!
資料館には望遠鏡だけでなくテレビデオや七福神のうちの一つの像(名前を失念しました)などが展示されており、なかなかユニークでした。さらには見学者ノートが唯一あった施設だと思います。

そしてこのドームを南北に挟む形で窪みに子午線標もありました。
ちょっと大きめの倉庫ぐらいはありました。
大きい百葉箱みたいなものでしょうか?



あと南側には温度計と風速計が設置されていました。
緑が青々と茂っていて最高のロケーションでした。


・購買(写真撮り忘れ)
生協といえば生協なんですがそこはさすが国立天文台、宇宙食やホログラムポストカード、ジグソーパズル等々、宇宙に関わるグッズや東大のロゴ入りノートも売っていました。
うちの大学も自宅で作れるロボットキットとか取り扱えばいいのになあ。



・帰宅

見学可能な全施設を回り、17時頃解散になりました。
その際に自転車組二人を盗撮することに成功しました。黄昏れっぷりがよい感じです。

自分とzicoさんはバスで帰宅したのですが、ちょうどラッシュにあたったのか車内は大変な混雑でした……。あと道中が結構揺れるので、車酔いするタイプにはオススメしません(・ω・`)えらいこと揺れるわよろけるわであちこちにぶつけて申し訳なかったです(;ω;`)

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余談

「そういえばこのメンツはA・B・O・ABの全血液型が揃ってますねえ。」
「だねー。」
「ということはここで誰かに何かがあってもお互いが助けられませんね。」

(((苦笑)))

みーたんさん(AB型)「でも、AとBはOから助けてもらえるのでは?」
zicoさん(B型)「できるのかな」
みたぬ(A型)「AOとかじゃないとダメなような…どうだろう?」
ひろすさん(O型)「搾り取るが良い(死にかけの声)」


「あっこれ間違っても大量出血したらあかんやつや(・ω・`)」と思いました。

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星を満喫したところで、次はのんびりと水族館に行ってペンギンでも眺めたいと思います。

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